技術紹介3:MagRefine技術



MagRefineTMとは、磁性ビーズ上に様々なアフィニティーペプチドを提示することで、目的の物質を取り出す手法です(下図)。 エクソソームに対するアフィニティーペプチド(脂質二重膜に結合するペプチド)を提示することで、エクソソームが分離精製できるようになりました。

MagRefine技術


エクソソームとは:細胞から分泌される直径30~150nmの脂質二重膜の粒子です。ガンの診断における新しい分析対象として、 エクソソーム中のマイクロRNAなどが注目されています。 また、エクソソームは細胞間の情報伝達に用いられることから、 エクソソームそのものを治療薬として利用する研究が行われています。エクソソーム関連研究は、近年最も成長している分野です。 しかし、一般に利用されている超遠心機を用いたエクソソーム分離法は、作業者の習熟度によって収量や純度にばらつきがでたり、 多検体検査には不向きであったりして、研究の一般化や高度化に向けて改善すべき点が多いことが知られています。

弊社では塩濃度の変化で脱離可能な脂質二重膜に結合するペプチドを磁性ビーズに固定化して利用することで、 効率的なエクソソーム単離キットを完成させました(弊社開発・製造、HMTバイオメディカル社販売)。 また、世界初のエクソソーム自動精製装置を機器メーカーと共同開発しています。


製品情報(HMTバイオメディカル社HP)へ