「蛍光顕微鏡法によるアスベスト計測」講習会
蛍光顕微鏡法とは、環境省「アスベストモニタリングマニュアル(第4.0版)」で紹介された、 大気中アスベストの迅速検出法です。解体現場や震災後の瓦礫からのアスベスト飛散を迅速に検出する方法として 注目されております。今までの位相差顕微鏡によるアスベスト検査においては、「総繊維数は計測できたものの、 最後のアスベスト判定をどうするのか?」 という問題がありました。そこで、位相差顕微鏡と蛍光顕微鏡を 組み合わせた「位相差/蛍光顕微鏡法」について、実演講習を行っております。この方法は、位相差顕微鏡で観察できた繊維が アスベストであるかどうかを、 蛍光モードに切り替えて判定する新しい方法です。蛍光モードへの切り替えは非常に 簡単(数秒)ですので、特に位相差顕微鏡の扱いになれた方であれば、すぐにアスベストを計測することができます。 また、原理が単純なため、これからアスベスト計測を始めようとされる方にも、非常にわかり易いものとなっております。
第1回講習会の様子 |
第1回 | 2011年10月6日 | 東京 | 終了 | ||||
第2回 | 2011年12月2日 | 東京 | 終了 | ||||
※特別講演「環境省のアスベストモニタリングマニュアルと 蛍光顕微境法の活用」神山宣彦先生(東洋大学、環境省・東日本大震災におけるアスベスト調査委員会委員長) | |||||||
第3回 | 2011年12月16日 | 福岡 | 終了 | ||||
第4回 | 2012年3月2日 | 大阪 | 終了 |